くんたん日記

35歳からの人生日記

検査三日目。

胃カメラ

 

人生4度めの胃カメラ

でも久しぶりすぎて緊張。

喉の麻酔が苦すぎる…ごっくん。

そして胃の動きを調整する注射して、

これが予想外にチクリとする。

 

前回から5年も経っていることだし、

カメラの性能もよくなっていることを期待。

静脈麻酔をして検査される方もいるみたい

だけど、大丈夫でしょ。

 

ちょっと陽気な医師が入ってきてスタート。

マウスピースはめて、

細目のカメラが入っていく。

 

ゴーッいう音を医師の軽快な話が遮る。

陽気な医師はリラックスさせようと

説明と声がけを適宜おこなってくれた。

看護師がずっと背中をさすってくれる。

人の暖かさ感じるね。

 

今食道を通って胃に到達しました。

うん、キレイキレイ。

その奥の十二指腸いきますね~

うん、ここもキレイ。問題なしで~す。

 

こんな感じだと気分も悪くない笑。

医師よ、看護師よ、ありがとう。

ちょっと時間かかっちゃってごめんね~

って言われたけど、その一言でチャラ。

あの医師ならもう1回受けてもいい。

 

カルテには極細とかかれていた。

カメラの径かな?

まだ、細くできるだろうと個人的には思う。

頑張れ、医療カメラ業界!!

 

さて、会社行きますか!

 

 

検査二日目。

PET-CT。

がん細胞がエネルギー源である

ぶどう糖に集まる習性を使った検査。

もうこれだけで十分じゃないかっ!と

思える画像診断。

 

前日や当日は激しい運動しないでくださいと。

9時に受付、9時半から注射予定との

案内文を手にもっていざ。

 

検査室は地下2階。

なんか息苦しいけど、そこは照明と

音楽で気分を紛らわせるような配慮。

 

個室に案内されて、お着替え。

まずは耳からパチンっとして、

血糖値の測定。

初めての体験は本当に怖い…

看護師が耳をつまんでパチン。

もう終わり?痛くなかった。笑。

血糖値94。

これが高いか低いかわからないけど、

基準内なので薬いれていきますね~と。

 

先日のCT同様、針をさされ、薬に繋がれる。

薬は機械でいれられ、2分位で終わり。

はい、あとは50分ほど極力動かずに過ごしてください…

まぁ、リクライニングチェアで

ボーと目をつむるしかないのだけども。

 

50分後、トイレに行って1度めの撮影。

30分ほど撮影して、個室に戻る。

20分後、再度トイレに行って2度めの撮影。

10分ほど撮影して、検査終了。

 

画像見れないから、

どうなってるのかわからないまま終わり。

 

さて、会社行きますか!

 

 

 

検査一日目。

病理診断の後は、どれだけ体に広がっているかなどを調べる検査。

がんとともにでてくるステージ。

 

悪性リンパ腫のびまん性B細胞の病理診断だとステージはⅢかⅣだろう…

まぁ、リンパって全身に回ってるからステージの区別って正直あってないような気もするけど。

 

今から受ける検査によって、抗がん剤の種類など治療方針がたてられるため、大事なのはわかっているのだけど…

 

まずは血液検査と尿検査。

血液8本は過去最高に抜かれた。

5本目あたりで針を注してるところがプルプルと震えはじめて、血ぃ抜かれすぎ?なんて思いながら(このくらいになることなんてまずないのに笑。)看護師をチラリ。

あっ、神経に当たったみたいね。ごめんね。ちょっとひくね。

と言われて針を少しひいてもらったら、震えが止まった。

初体験。

 

心電図と心エコー。

心エコーははじめてだったけど、そのまま心臓部分のエコー検査。

途中、ん?との声を残し、検査技師が変更した…

なにかあるのか。不安。

なんなんだ…。

とりあえず、開腹手術後のお腹がまだ完全じゃないためうつ伏せ気味の側体姿勢はきつかった(;´д`)

 

最後はCT検査。

月9のドラマにもでてくる体を輪切りで見れるやつ。

血管を拡げる造影剤を点滴から入れる前と後で比較して判断。

CTは前月手術前にもしたけれど、造影剤いれたら身体が中央あたりからカーッとなる。

カーッとなって、1分もしないうちにもとに戻る。

依然したとはいえ、薬入れられるときは緊張して少し怖いものだ。

 

いざ、造影剤いれますね~との声に覚悟を決めたのに、進まない…

何度か注されたところを確認され、ん?ん?の声に不安。打ち直しか?と思ってたら、

あ~いけました!今からいれます!

カーッ!!

そして例のごとくひいていく。

 

検査終わりでーす。

フニャフニャの針を抜かれて終了。

 

13時から15時半、検査お疲れ様でした。

 

 

最近のTV

山Pが出演しているインハンド。

まさかのドラマのなかに悪性リンパ腫という単語が出てきた。

最後まで諦めない陸上選手…最後は倒れて病院に運ばれて治療で、そのドラマは終了。

 

翌日、世界一受けたい授業のがんの予防の授業でも。

そのなかに、1日1個のにんにくを。と。

そこから旦那様から1日1個のにんにくノルマが始まりました笑。

きっと彼もできる限りのことをやろう!っという意思だと思います。

 

そして、テレ朝の5夜連続の白い巨塔

患者の死因はリンパ腫でした。

 

本当、タイミングがいいのか悪いのか、

意識させられる…最近のTV。

 

 

 

 

受精卵凍結

採卵して4日め。

クリニックから報告を受ける…

 

想定個数の5個すべて受精できたとのこと。

一安心。

2個、2個、1個。

最後の1個は未熟卵。

ただ、今回は治療のための凍結だったので保存すりることが優先。

4つの培養期間は1日で2日目には凍結。

未熟卵は2日培養し3日目に凍結。

本当は5日くらいで胚保存にしてグレードとかをみたかったけど、培養長くして保存するよりもそのタイミングでの凍結が良いとの医師の判断。

 

抗がん剤受けても生理きたら自然妊娠も可能性あるからね。と言われ…今回の凍結は終了。

 

この時間とお金が無駄になりませんように。

採卵日当日

朝一でクリニックへ。

局所麻酔と静脈麻酔を選べたけど、

局所麻酔だと採卵の様子がみれるとのことで局所麻酔に。

 

ただ私以外も採卵される方が数名いて、

静脈麻酔を選ばれたので急に不安になって看護師に

あの~静脈麻酔選ばれるくらい痛み強いですか?

と聞くと、

うちのクリニックは7割局所麻酔のみですよ~

との返答。

じゃあ、そのままでいっかと言い聞かせる。

 

くんたんさん一番始めにとりますからね~と一番奥のベッドに案内される。

20分後くらいに名前呼ばれて手術室へ。

ここのクリニックは主治医制ではなく5名の医師がいて、採卵の担当者は以前診察してくれた医師だった。

看護師も見たことある顔。

気持ち的にホッとなる。

 

じゃあ始めますね~

ぐっとなにか入れられた痛みがあったなと感じた後、看護師に

局所麻酔って痛いですか?

って聞いたら、医師から

麻酔効いてきたので針刺していきますね~

との声。

もう麻酔したのね…

 

うっ!と腰辺りに鈍痛が…

看護師が左に立って腕をさすってくれてる。

右に画面があって、

あれが卵胞でそのなかにある黒っぽく映ってるのが卵子ですよ~

 

そう!卵胞に刺して卵子を吸引しているのだ。

この卵胞に指すタイミングで私には痛みが。

もともと5~6個の予定だったので、そのくらいの回数の痛みが来ることを覚悟した。

私の場合は画面をみる余裕と、医師や看護師と会話もできていた。

培養士や看護師の卵子状態の説明も耳に入ってくるほど。

 

ただやっぱり鈍痛がうっ!とくるので

先生、ちょっと痛いです…

というともうほとんど終わりですからねー、あと1個。はい、終わります!

の声で一安心。乗りきったぞ!

医師の言葉がなかったら、もう痛みに耐えれなくて泣いてたと思う。

 

術後は自分の足でベッドにいき、絶飲食だった私のもとにはポカリスエットが。

体に染み渡る…

その日は安静にとのことで、お仕事は休んで帰宅。

処方されている抗生剤は飲んだものの、他はなにも変わらない一日でした。

 

とりあえず、今できることはやりきった!

あとは何個凍結できるのか…

 

 

 

採卵までのスケジュール

GWの海外旅行を考慮してくれて

排卵日をずらすため、飲み薬で調整。

5月5日から生理くるようにして、

GW明けの7日にクリニックへ。

その日から自己注射を行うことに。

 

私の注射は HMGフェリングとゴナール。

この 2つを溶液で溶かして、細い針でお腹に射していく。

怖すぎるし。

そこで、数ヶ月前に凍結した友達に相談。

やっぱり経験者の話って本当にためになる!

 

いくら書類に目を通しても、医師や看護師の話を聞いても、今までの統計。

統計学もとても大事なことだけど、経験した人の目線ってすぐそばに感じる。

 

彼女には今までも何度も助けてもらったけど、今回も色々話してくれて、相談にものってくれて、背中もおしてくれた!

心より感謝感謝!

 

ちなみに注射の薬剤2つは1日分で6220円。

それを10日分。

採卵日が月曜に確定した後も、36時間前に打つ注射を2種類。

そして、排卵調節のために座薬のボルタレンを処方されました。

 

やっと自己注射終わった…あとは無事に卵子が育っていますようにと祈るだけ。