検査四日目。その2
骨髄検査。
ついにきた…
病理診断の説明を聞いたときから、
ずっとビビって受けない方法はないか
探し続けていた検査。
痛い。というイメージしかない。
鎮静剤、全身麻酔を打診したがNO…
はあ…この2週間、この日のために生活していたと言っても過言ではないのに。
15時からだったのに14時半にはすでにベッドに。
ドキドキ…ドキドキ…テンション下がる…
看護師と検査技師?がきて準備を始める。
15時。
医師来ない。遅刻するらしい。
この待ち時間が緊張マックス。
うつ伏せだけど開腹手術の傷もまだ痛くて動きがにぶい。
来るな、来るな、来るなー。
でも時は過ぎるもの。
………来た(;´д`)
はい、じゃあ始めますねー
麻酔広範囲にするからね。冷たいですよー。
うつ伏せで見えないため、声かけは嬉しい。
局所麻酔を2発。
まぁ、痛いけど我慢はできる。
そして、脊髄液の抜き取り。
抜きますね、ちょっと痛みあるよ。
きた、ネット上ではここで息止めて痛みを軽減すると書いてたな。
医師の1、2、3で抜きますからねー。
よし、こい!
1、2、3、はいっ!
…………くぅーーーーー痛い!!!!!
例えようがないっ!
先生、痛い痛い!
痛いよね、でも、あと2、3回続けて抜くからね。
マジか…(゚Д゚≡゚Д゚)゙?か。
歯を食いしばるも、痛みが最高潮。
でも、想定内。
4回抜かれて、終了。
お空にのぼったけど、ふぅ、乗りきったぜ…
はい、次、骨髄生検。針が入っていくからねー。
腰からはいってるはずの針がどんどん上にあがってきてるのがわかる…(;´д`)
進められる度に痛みがやばい。
もう泣きじゃくり。
幼稚園児かってくらい、嗚咽込みギャン泣き。
痛い、痛い、痛い…
うん、うん、痛いのはちゃんと入っている証拠だからね、もう少し進めるね。
無理、もうこれ以上進んだら体突き抜けるよ、おいおい…
とまだ思える意識はある。
検査が決まったときから、
がん治療相談所に骨髄検査の検査方法について、質問したり、がんセンターの看護師に大人げなく駄々こねたのを看護師も医師も知っている。
この私の行動はきっと彼らにも想定内だったのだろう…
はい、無事に取れたからね、終わるね。
終わった…(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)
まだまだ泣き止まず。
落ち着かないまま、看護師が止血の処理。
うつ伏せから仰向けで止血。
痛かったね、頑張った、頑張ったね。
と看護師から声かけられて慰められる。
ずっと嫌だったもんね、頑張ったね。
もうやりたくない…
んーこの中に浸潤してなかったら、終わりだけど、7割はいるからねー。その場合は薬が効いてるか確めるのに最低1回はあるからねー。
医師よ、リアルに教えてくれてありがとう。
いないことを心から願うよ…ぐすん涙。
止血で15分ほど仰向けになったあと、
起きれます?
大丈夫です。ありがとうございました。
服を直して元通り。
腰に少しの違和感があるものの、元通り。
開腹手術の時の背中の麻酔が今までで一番痛かったけど、ちょっとの差で今回が一位に躍り出ました。よいよいっ!
断トツでくらいにビビってたけど。
ネットで検索すると、痛くないより痛いの方がヒットする。
うん、痛い。
けど、好んではないだろうけど、もっともっと痛くて苦しいことはまだまだあるはず。
友達から、これ越えたら人としてひとつ上にいける!だから頑張れ!的な謎の魔法の言葉通り、少し上にいる気がする…笑。
これが終わって不安が飛んでいき、
自由を手にしました。
いやいや、本当はここからなんだけど。
とりあえず結果がでるまでは心が軽い。
ギャン泣きしたせいで、目がめっちゃ腫れてましたとさ。